「健康経営アドバイザー」って何をする人なの?
「健康経営アドバイザー」とは
健康経営をご存じない企業様に健康経営の必要性をお伝えし、その企業様の健康課題をご一緒に見出し、経営者の方の『健康宣言』の元、従業員の皆さまが主体的にその課題を解消すべく「健康プログラム」を決定、チャレンジすることをサポートさせていただくのが「健康経営アドバイザー」の仕事です。
「健康経営アドバイザー制度」とは
「健康経営アドバイザー制度」とは、経済産業省、厚生労働省、東京商工会議所などが検討、平成16年度から創設された「健康経営アドバイザー」という資格制度を中心に、企業で働く人たちの健康を守り、健全な経営を目指す取り組みのことです。
「健康経営アドバイザー」の資格とは
「健康経営アドバイザー」の資格は、初級と上級(上級は2018年1月現在準備中)に分かれています。初級の認定は
①所定の講義(健康経営の背景、中小企業の現状と課題、健康経営に取り組むために必要なことなどの内容)を受講。
②効果測定(選択式10問他)で7割以上正答した受講者が「健康経営アドバイザー(初級)」として認定。
認定者には「健康経営アドバイザー」の認定証(カード)が授与され、認定期間は1年ですが、この講義を再度受講することで更新できます。
※講義は研修形式のものに加えて、eラーニングなども用意されており、PCやスマートフォンで受講が可能です。
「健康経営アドバイザー」の役目とは?
①健康経営を始めるお手伝い
・健康経営について概要をご説明。
・健康経営の課題を抽出するために、様々な項目をヒアリング。
②健康経営の実施支援
・ヒアリングから抽出した健康経営の課題とそれに対する対策案をご提案。
・健康経営に役に立つ施策・事例・専門機関などをご紹介。
・独自の健康経営実施案作成のお手伝い。
③実施フォロー
・実施後、実践メニュー、活動方法などへの具体的アドバイス。
・活動中に発生する課題等をヒアリング。健康経営を継続するためのお手伝い。
「全ての働く人の健康」のために「健康経営アドバイザー」の力をご活用ください!
中小企業にとって、「健康経営アドバイザー」の力を借りて従業員自らが健康管理をし、心身両面での健康維持・推進していくことは、最も大切な人材を確保することにつながります。企業の成長、安定的な経営という側面から、重要な経営施策のひとつとなることでしょう。
ぜひ、「健康経営アドバイザー」の力をご活用ください!!