健康経営導入のメリット
「健康経営」
を導入するメリット
「健康経営」とは、従業員の健康アップを図るために投資や施策を投入することで、経営上のメリットを得られます。では、健康経営によって得られる経営上のメリットとは、どのようなものがあるのでしょうか。
メリット①幹部社員の体調不良・緊急入院の予防
幹部社員のオーバーワークをどう軽減できるか、組織的な仕組みを共に考え、改善していくことで、体調不良になる前に手を打つことができ、突然の入院を防ぐことにつながります。
メリット②従業員の活力向上による生産性の向上
健康アップに関する取り組みは、自分のためになることなので、従業員のほとんどが受け入れます。最初は試行錯誤がありますが、進めていくうちに従業員が主体的に運営を行うようになったり、部門を横断したコミュニケーションが始まったり、と自主性を共に高める活動に進歩します。その結果として、社風がアップし、生産性がアップしていきます。
メリット③求人応募数の増加
「健康経営優良法人認定」を取得し、それを広報することで求人応募の数が劇的に増えます。多いところでは「4倍」以上にも!人手不足で悩むことが多い昨今、このことが最大のメリットではないでしょうか。
健康経営のメリットを最大限享受するために必要なこと
では実際に、どのようにすれば健康経営によるメリットを最大限享受できるのでしょうか。
ポイント①会社トップが健康経営に強いコミットメントを示すこと
経営トップが健康経営に積極的な関わりを持つことが大切です。企業の行動指針・経営課題のひとつとして位置付け、経営陣がリーダーシップを発揮する姿勢を示す、トップダウンでスタートします。健康経営は総務部や人事部だけで取り扱う問題ではなく、全社的な戦略課題だ、と経営陣が本気度を見せて改革をリードすることが重要なポイントです。
ポイント②従業員自身が「主役」であるということを示すこと
トップダウンで始める健康経営ですが、従業員自身が「主役」になる必要があります。従業員が自分事として「本気」で「やりたいことをやっていく」風土を自分たちで作っていくことが肝心です。自主的に選び、活動していくという「風土」が出来上がれば、ボトムアップ型のいきいきとした社風となります。
従業員が「主役」として活躍すること
が健康経営の最大のポイントです。