健康経営銘柄とは
「健康経営」とは
「従業員等の健康管理を経営的な視点で考え、戦略的に実践すること」
企業理念に基づき、従業員等への健康投資を行うことは、従業員の活力向上や生産性の向上等の組織の活性化をもたらし、結果的に業績向上や株価向上につながると期待されます。経産省HPより
「健康経営優良法人認定制度」とは
「地域の健康課題に即した取組や日本健康会議が進める健康増進の取組をもとに、特に優良な健康経営を実践している大企業や中小企業等の法人を顕彰する制度」経産省HPより
わかりやすく言うと、
健康経営に取り組む優良な法人を「見える化」⇒従業員、求職者、関係企業、金融機関などから「従業員の健康管理を経営的な視点で考え、戦略的に取り組んでいる法人」=「優良な法人」と社会的評価を受けられる!!⇒さらに優良な法人として発展
・・・となることが目的の認定制度です。
健康経営優良法人認定制度は、「中小規模法人部門」と「大規模法人部門(ホワイト500)」の2つの部門に分かれています。
認定を受けるには、申請受付期間に申請書を提出。その後、審査→結果発表という流れにな っています。くわしくは経産省HP「健康経営優良法人 申請方法と認定までの流れ」をご覧ください。また、認定取得説明会も開催されます。
「 健康経営優良法人2018」
認定企業「大規模法人部門」541法人「中小規模法人部門」775法人(一部抜粋)
イオン株式会社、ANAホールディングス株式会社、オムロン株式会社、KDDI株式会社、サントリーホールディングス株式会社、株式会社セブン&アイ・ホールディングス、トヨタ自動車株式会社、日本郵政株式会社、株式会社ローソン、ロート製薬株式会社
※「健康経営優良法人」は前年度に認定されている法人も、毎回申請を行いその年度の「健康経営優良法人」に認定される必要があります。健康経営の取り組みを1年ごとで評価認定するので、一度認定されたからといって次の年も認定されるとはかぎりません。「継続」が「健康経営」のキーワードです。
※大規模法人部門に申請できる法人は、経済産業省が実施した「○○年度健康経営度調査」に回答した法人に限られています。なかなかハードルは高いです。
「健康経営銘柄」とは
東京証券取引所の上場会社の中から「健康経営」に優れた企業を選定。企業による「健康経営」の取組を促進することを目指して認定されています。
- ・健康経営が経営理念・方針に位置づけられているか
- ・健康経営に取り組むための組織体制が構築されているか
- ・健康経営に取り組むための制度があり、施策が実行されているか
- ・健康経営の取り組みを評価し、改善に取り組んでいるか
- ・法令を遵守しているか
などの観点から経営から現場まで各視点から健康への取り組みができているかを評価。すべての上場会社から、従業員の健康に関する取組についての調査書の提出を求めています。
「健康経営銘柄2018」選定企業26社(一部抜粋)
住友林業株式会社、味の素株式会社 、花王株式会社、テルモ株式会社、コニカミノルタ株式会社、TOTO株式会社、株式会社デンソー、凸版印刷株式会社、株式会社みずほフィナンシャルグループ、ANAホールディングス株式会社
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