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中小企業 健康経営 実践事例7社のケーススタディ

健康経営の導入をきっかけに、社長や健康づくりリーダーが健康改善に取り組もうと号令をかけても、スタート時点では、従業員のモチベーションが低く、なかなか協力が得られないというケースがよく見られます。

しかし、それも全ては工夫次第。効果を実感しやすい取り組みや、より手軽に始められる活動など、色々な施策を試していけば、その中で必ず想いは伝わり、自主的な活動が始まります。ではどういった施策があるのでしょうか。

ここでは、7社のケーススタディを通じて、私のお勧めを紹介したいと思います。

生産性34%アップ 脳疲労解消にはプチシエスタが最高

経営者は従業員のことを思って健康経営の導入を検討しているのに、肝心の従業員側の反応が芳しくない、というのはよくある話です。

こういったケースで大切なのは、まず手軽に始められる施策を選ぶことです。始めるまでのハードルを下げれば、「それくらいならやってみようかな」と思う人が出てくるからです。

次に大切なのは、確実に効果を実感できることです。どんなに手軽に始められても、効果が現れなければ「なんだ、健康経営なんてこんなものか」と思われておしまいです。ですから科学的にきちんと結果が保証されている施策を選ぶ必要があります。

そこで私が提案したのが、もっとも手軽に始められて、かつほぼ確実に効果が実感できる「プチ・シエスタ」です。

一方で、NASA(アメリカ航空宇宙局)が行った実験では、パイロットたちにコックピットで平均26分の仮眠を取らせたところ、認知能力が34%、注意力は54%も向上したという結果が出ています。

また昼寝には論理的に考える能力や記憶力、感情をコントロールする力などを回復させる効果や、血圧を下げる効果もあるとされています。昼寝は一石二鳥どころか三鳥、四鳥もの効果をもたらすのです。

とはいえ、たくさん昼寝をするほど健康に良いというわけでもありません。なぜならあまり長く眠ると身体が睡眠モードに入ってしまい、起きた後、仕事の効率が逆に落ちてしまうからです。

プチ・シエスタは導入のしやすさと成果の出やすさという意味で、ほとんどの会社で導入することができます。ナイキやグーグルのように専用の部屋や機器を揃えられるならベストですが、コスト的にそれが難しくても、椅子のリクライニングを後ろに倒して眠ったり、机に突っ伏して寝たりと、いくらでもやりようはあります。

そのため「健康経営といっても何から始めればいいのかわからない」「従業員の協力を得るのが難しい」といった悩みを抱えているクライアントには、まずこの施策を提案しています。

ただし一点注意して欲しいのは「プチ・シエスタさえすれば夜の睡眠不足は無視していい」というわけではない、ということです。なぜならプチ・シエスタは、睡眠不足を解消するにはあまりにも短すぎるからです。適切な睡眠時間は人それぞれですが、少なくとも「プチ・シエスタで睡眠時間を補おう」というのは間違った考え方です。

夜はしっかり眠ったうえで昼間の眠気がくるタイミングで仮眠をとる。これがプチ・シエスタの効果を最大限に引き出す正しい方法なのです。

ウォーキングラリー ちょっとの工夫で施策はグッと盛り上がる

ウォーキングの健康効果の高さは、様々な研究で明らかになっています。

・自律神経のバランスを整え、ネガティブな感情を抑制できる。

・クリエイティブな発想が出やすくなる。

・血糖値が低下する。

・心臓疾患のリスクが低下する。

・胃腸の動きが活性化する。

・ダイエット効果が期待できる。

ざっと挙げるだけでも、ウォーキングについてはこれだけの健康効果が立証されています。

ただしどんなに効果が高いと言っても、誰もがウォーキングを習慣化できるというわけではありません。実際ウォーキングを始めてみたものの、挫折してしまったという経験がある人も多いのではないでしょうか。ましてや健康経営の施策として、従業員みんなでウォーキングの習慣をつけるというのは、実はハードルが高い取り組みです。

しかし、ウォーキングを習慣化するための動機付けは、ちょっとした工夫をするだけで十分可能なのです。

ウォーキングラリーは効果が高い反面、動機付けの難しい施策でもあります。しかし工夫次第で組織に浸透させることは十分可能です。確かに根気は必要ですが、その価値は十分あると言えるでしょう。

最近ではスマホのアプリを利用したウオーキングプログラムも盛んになってきています。

ただ歩くだけではつまらないウォーキングも、「ラリー」に似た競争や具体的な目標があればモチベーションを維持しやすくなります。しかし実際に何処かに出かけたり、歩数計を準備したりするとなるとコストもかかりますし、結果を集計するのにも手間がかかります。「社内ウォーキングイベントサポートパック」のようなサービスは、そうした問題を解決してくれるものです。

部活動で理解を深め、連帯感を高める

学生時代の部活動仲間というのは不思議な存在です。卒業後に別々の道を歩んでいても、数年おきに顔を合わせてお酒を飲むと、近況報告や昔話に花が咲きます。それはきっと、部活動のなかでお互いの理解を深め合い、強く結びついたからだと思います。

もし部活動仲間のような絆を社内で築けたなら、健康経営への大きな一歩になるでしょう。実際、健康経営で部活動を施策として導入した企業では、従業員同士のコミュニケーション促進や個人の精神的な健康管理に大いに役立っていますし、体育会系の部活動がある企業では肉体的な健康管理にも効果を発揮しています。

「部活動なんて面倒がる従業員が多いのでは?」と思う人もいるかもしれませんが、大会への参加費や会場のレンタル料、材料費や交通費などを会社が負担してくれるとなると、意外と多くの従業員が参加してくれるものです。自分がやりたいと思う部活動に入るのですからなおさらです。

社内のコミュニケーションがうまくいかない原因の一つは、「お互いに対する知認識の不足」にあります。会社での顔しか知らず、プライベートの顔を全く知らない人のことを信頼したり、情を持って接したりすることはなかなかできません。

ところが、部活動をすると、仕事をしているときとは別の面、つまりその人の素の表情が出てきます。

「課長ってマラソンで3時間切るらしいよ」

「部長っていつも難しい顔してるけど、笑うと優しい顔するんだな」

「新卒の彼、普段は頼りないけど野球になるといい顔してるな」

そうやって相手に対する理解を深めたり、素の自分を受け入れてもらったりする機会が増えれば、自ずと連帯感が高まっていきます。仕事以外の付き合いで築いた連帯感は必ず仕事にも役立ちます。仕事でも、互いを支え合う人間関係ができていくのです。

一昔前は仕事以外でのコミュニケーションと言えば「飲みニケーション」でした。今もコミュニケーション促進を目的に飲み会の費用を負担する会社もありますが、単なる飲み会ではどうしても仕事中の上下関係を引きずりますし、頻繁に行えば身体にも良くありません。

一方、部活動なら心身の健康も保たれ、仕事中とは違うコミュニケーションも生まれます。もし会社が費用を負担するのであれば、飲み会よりも部活動に出した方が賢明といえます。

なお、部活動のラインアップは定期的な整理が必要です。盛り上がっていない部活動を放置すると、健康経営全体へのモチベーションを下げてしまう可能性があるからです。目安としては部員が3人以上なら継続、2人以下になると廃部です。というのも、2人以下では「コミュニティ」が構成できず、発展性がなかなか見込めないからです。三人寄れば文殊の知恵。これは部活でもあてはまります。

 

ブルーベリー酢で家族円満、しょうが蜜で冬対策

たしかにプチ・シエスタは手軽に始められて、かつ成果も期待できる施策です。しかし外回り営業や配達業務が多いような会社の場合は、従業員みんなで昼寝の時間をとるのが難しいため、導入が難しいという側面もあります。そのような場合には、手軽に食べたり飲んだりできる健康食品を、会社が補助を出すなどして従業員に安く提供するという方法もあります。

お酢には多くの健康効果があることで知られています。

・胃酸の分泌を促したり、胃腸を刺激したりして胃腸の動きを活発にする。

・腸内の善玉菌を増やして、腸内環境を改善する。

・毎日摂取することで、高血圧の人の血圧を引き下げ、高めの血中脂質を低下させ、内臓脂肪を減らす。

このほかにも疲労回復や冷え性改善などの効果も報告されています。

しかしお酢の問題は、そのままでは飲みにくいことです。というのも一般的なお酢は機械によるアルコール発酵を利用して、たった2日で作られるため、どうしても酢酸特有の酸味が強くなります。これでは毎日飲み続けるのは難しくなってしまいます。

一方、贅沢ブルーベリー酢は「長期醸造製法」と呼ばれる方法で作られており、完成するまでに30日もかかります。そのぶんゆっくり果汁を発酵させていくので酸味が少なく、原液のままでも美味しく飲めるお酢になっているのです。

またブルーベリーに含まれるアントシアニンには、目を酷使することによって不足するロドプシンという物質を補う効果があります。贅沢ブルーベリー酢に使用されているビルベリーは、通常のブルーベリーの2倍以上のアントシアニンが含まれているので、より高い健康効果が期待できます。

実際、同社に導入してから3ヶ月ほどすると、従業員さんたちから「身体の調子が良くなった」という報告が少しずつ上がるようになっていきました。

また、従業員の奥さんからも次のような喜びの声が上がるようになったのです。

「うちの主人は食べるものに無頓着で、健康なんて、というタイプだったんですけど、このブルーベリー酢は毎朝ヨーグルトに入れて頂いています。おかげさまで健康の話題も食卓で話せるようになりました」

効果を実感した社長から、「同じように、健康効果を実感できる商品はありませんか」と相談があったので、私自身も冬の寒い時期に重宝している「土佐しょうが蜜」を提案しました。

しょうがを加熱すると、生のしょうがに含まれている「ジンゲロール」という成分が、「ショウガオール」という成分に変化します。しょうがで身体が温まるのは、このショウガオールのおかげです。というのもこの成分が胃腸の壁を直接刺激して、身体の芯から血行を良くしてくれるのです。その結果、熱を加えたしょうがを食べると、身体の芯からポカポカと温かくなってくるわけです。

土佐しょうが蜜は高知県産しょうがに国産はちみつを加えて作られています。男性はもちろん、特に女性に効果があるので、導入後に社長から「冬になると『寒い寒い』と不機嫌になる女性たちの文句が、今年はずいぶんマシになった」という喜びの声をいただきました。

「贅沢ブルーベリー酢」や「土佐しょうが蜜」といった健康食品の最大のメリットは、クライアント様の従業員だけでなく、その家族にも健康について考えるきっかけを与えることです。

健康経営は職場における取り組みですが、働きく人の健康にもっとも大きく影響するのは食事を初めとする家庭内での健康管理です。したがって、従業員だけでなく家族までが健康を強く意識するようになれば、健康経営の効果は飛躍的に向上します。

手軽にとれる健康食品は従業員の家族に健康を意識させるきっかけになりやすいのです。従業員が健康食品を家に持ち帰る。それを受け取った家族が健康食品を通じて健康を意識するようになる。すると家で出される食事が健康的になる。その結果として従業員の健康が保たれる、というわけです。

また、家族みんなの健康状態が改善されれば、家の中の雰囲気はおのずと良くなります。家族の状態は必ず仕事に影響が出ますから、職場でのパフォーマンスアップにもつながります。会社が健康食品を提供することには、そんな好循環を作り出す働きもあるのです。

水はいのちの素、手軽に始められる健康経営

人間の身体は50〜70%が水でできています。一日の必要水分量は1リットル~2.5リットル。そのため仮に水を一滴も摂取せずにいると、人間はたった4〜5日でいのちを失ってしまいます。私たちにとって水はいのちの素なのです。

ですから、健康を意識するきっかけとして、「飲む水を変える」のも有効な施策の一つです。

人間は呼吸をするたびに酸素を体内に取り込んでいますが、このうちの2%は「活性酸素」と呼ばれる物質に変化します。この物質は老化やがん、生活習慣病を引き起こすことで知られており、年齢を重ねて身体の抗酸化能力が低下してくると、身体に害を与えるようになります。水素水が持つ抗酸化作用は、この低下した抗酸化能力を補うことで、血管の老化防止などに役立つとされています。

水素水のもう一つの効果は、胃腸症状の改善です。特に腸は「第二の脳」と言われる臓器で、働きが良くなると免疫力の向上やストレスの予防、動脈硬化や骨粗しょう症を予防するビタミンKの生成などが適切に行われ、心身ともに健康になります。

電解水素水サーバーを設置することで、水を意識的に飲むようになるので、水分不足が原因で起きる諸症状の予防にも役立ちます。

当たり前に毎日飲む水を水素水に変えると、それだけで水を飲むたびに健康を意識するようになります。するとそれがきっかけになって、運動や食事改善にも意識を向けるようになるものです。

どんなに「運動をしろ」と言われても、どんなに「食生活を改めろ」と言われても、結局は本人がやる気にならなければ健康にはなれません。健康経営を実現するためには、従業員の意識から変える必要があります。電解水素水サーバーの導入は、そのきっかけづくりにもなる施策なのです。

3K(きつい、危険、帰れない)と呼ばれる産業でも健康経営は実現できる

厚生労働省が公表している「平成29年定期健康診断実施結果(業種別)」によれば、土石採取業や道路旅客業、土木工事業、道路貨物業など、3K産業と呼ばれることが多い産業においては、定期健康診断で問題が見つかる確率(有所見率)が全業種平均の54・1%を軒並み上回っています。

運送業界は近年、他の業界と比べても人手不足が深刻で、特に運転手の人材確保にはほとんどの会社が苦慮しています。それに加えて高齢化も進んでおり、多くの運送会社が、運転手が1人欠けただけで仕事が回らなくなるというリスクを抱えているのです。

業務が非常に過酷な業界や、不健康な生活習慣に陥りやすい業界では、健康経営の施策を浸透させるのはそう簡単ではありません。しかし、根気よく伝え続ければ、「やってみようかな」と考える人がそのうちに現れます。誰か1人が取り組み始めれば、たとえ3K産業と呼ばれるような会社であっても、健康経営は少しずつ浸透していくのです。

■全国の中小企業で取り組まれている健康づくり活動事例集

◆健康課題の把握

  • 定期健診受診率100%
  • 疾病予防・早期発見

 

◆ヘルスリテラシーの向上

  • 管理者または一般社員に対する教育機会の設定(研修の実施または参加)
  • 管理者または一般社員に対する教育機会の設定(情報提供)

 

◆ワーク・ライフ・バランスの推進

  • 適切な働き方実現に向けた取り組み(時間外労働対策)
  • 適切な働き方実現に向けた取組(休暇日の設定)
  • 適切な働き方実現に向けた取組(労働時間の設定)

 

◆職場の活性化

  • コミュニケーションの促進に向けた取組

 

◆職場の環境整備

  • 健康測定機器等の設置

 

◆保健指導

  • 保健指導の実施
  • 特定保健指導実施機会の提供に関する取組

 

◆健康増進・生活習慣病予防対策

  • 食生活の改善に向けた取組
  • 運動機会の増進に向けた取組
  • 女性の健康保持・増進に向けた取組

 

◆感染症予防対策

  • 従業員の感染症予防に向けた取組

◆過重労働対策

  • 長時間労働者への対応に関する取組

 

◆メンタルヘルス対策

  • 不調者への対応に関する取組(相談窓ロの設置・利用促進)
  • 不調者への対応に関する取組(職場復帰支援)
  • 不調者への対応に関する取組(地域産業保健センターの活用)

 

◆受動喫煙対策

  • 受動喫煙対策に関する取組

などなど

詳しい内容は、

「人が集まる輝く伸びる中小企業の健康経営

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